名 作 R P G を 遊 ぶ (か も) 2

洋ゲーRPGや非電源ゲームを扱った頁でしたが、最近はユルいジャンルになりそうです

DOA5のストーリーモード

旧Xbox版DOA2 ULTIMATE以来のDead or Aliveでしたが…。CPU戦があまり面白くないですね。ともかく、自分が大して上手くもないということを再認識させられました。というのは、まともに闘うとCPUレベル高では勝てなかったりするわけで。そのくせ、単発技の繰り返しであっけなく引っかかるCPUのお粗末さ加減は際だちます。DOA2UのCPUには学習機能が付随してましたから、直前の同じ技に引っかかるような事もなく、スパーリング相手に丁度良い感じでした。

ストーリーモードは初めて観る分には堪能できます。ひとつの物語中に全キャラクターが網羅されており、これまでのように1人を選んでからアーケードモード風に勝ち抜きという趣向ではありません。頭から尻までが、(時間経過が多少前後することはあっても、)ひと繋がりになっていて、場面に応じて登場キャラクターが割り振られているのでした。寸劇はリアルレンダ。一部はプリレンダによるムービーです。DOA3と違ってモデルの統一感は採られているので、プリレンダに違和感を感じずに済みます。

DOA大会に出場することになる経緯がストーリーモードで触れられます。この手の導入部分は、どちらかというと、関連本にテキストオンリーで紹介されている類のものでしょう。

ヒトミが探検家の衣装で登場したり、レイファンと供にサーカステント内で珍特訓している等、コミカルな味付けが目立ちます。ところどころちぐはぐな気もしますが…。リサの職業とエレナとの職務上の競合関係、こころの母親とドノヴァンとの関係など、DOA4をトばしてしまった私にはボヤっとしか分かりませんでした。

ストーリーは前日譚だけかと思いきや、大会当日の勝者まで決まってしまうのでした。霞のクローンであるアルファが最終的にどうなるかすらも描かれています。

ゲームの要素として、このストーリーモード中に課題(ミッション)が与えられます。例えば「○○を○回して勝利しろ」など。これをクリアすると称号が増えます。称号とは、オンラインプレイ時に簡易プロフィールとして表示できる獲得済みタイトルのことです。「よろしくお願いします」といったものから「アンティークショップ経営(by リュウ・ハヤブサ)」のような笑いを誘うもの、特定キャラを使い込むとアンロックされる「○○使い」といったものまで多種多様です。私は元来コンソールを遊ばないし、格ゲーはごく気に入ったものしか遊ばなかったりで明るくないのですが、誰が定番化させたのですかね、こうした称号の授与は。スト4のカプコン? やり込み要素が称号のアンロック程度なら、用意する側にとっては楽チンといったところでしょう。プレイヤーがCPU戦を遊ぶ動機付けに格別効果的だと思われるコスチューム・アンロック(コス解放)は贅沢過ぎるご褒美らしく、ミッションクリアでは使われていません。

ミッションは各キャラクターの大まかな特徴を表したものと、DOA5の基本的な格ゲー要素を説明したものとに大別できます。大雑把なチュートリアルですね。大雑把過ぎるがゆえにキャラ固有の技も一例(オフェンシブ・ホールドなど)でしかなく、やや中途半端な印象です。詳細は、プレイヤー自ら極めてくれ、というスタンスなのでしょう。

一旦ストーリーモードをクリアしてしまえば、キャラ別でアクセスできるようになります。「カスミの章」内のAct○といった具合に。どの場面がどのキャラであるのか、いまひとつ分かりにくいですが。

ただし、初心者も最初に触れるであろうストーリーモードでいきなり技の課題が出るのは好ましくないかもしれません。これまでのようにキャラクター1人ずつを任意にステップアップできるわけではありませんから。トレーニングモードで全キャラの扱いに明るくなった上でプレイするならば、丁度よい趣向でしょう。

ストーリーモードは分量が多く、寸劇を省略せずにプレイすると数時間かかります。にもかかわらず、(シチュエーションが固定されているので、)これまでのように単独キャラでボス戦までを楽しめるわけではありません。最初の1回を遊んだら、後はやり残したミッションをクリアする程度の遊び方しかできないわけで、量の割りに少しばかり無駄なコンテンツに見えてしまいます。

他方で格ゲーのシステム面にはかなり光が当てられていると思いました。今作は技の上段・中段・下段が明確に記され、ホールドにもオフェンシブなものがあるといった区別が加えられ、初心者の理解を促すように分類がなされています。昔なら「パンチは上段か中段だがキャラ毎に異なる」のように、いささか乱暴な解説だけでしたから、随分と明確化されています。

とはいえ、これだけで初心者を中級者並みにまで養成できるわけではありません。もう少し突っ込んだ養成モードを搭載して頂きたいところですね。現状では(DOA2Uと同様に)全技の入力を試すことの出来るトレーニングモードはありますが、実際的な応用面ではストーリーモードのミッション止まりです。スト4のチャレンジモードは個人的には難度が高すぎると感じますが、ああしたトライアルがあれば基礎練習には打ってつけだったはず。そのご褒美がコス解放だったなら、それなりに意味のある動機付けだったろうと思います。
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[ 2012/10/01 09:48 ] 格闘ゲーム | TB(-) | CM(0)
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