サマーセールでの収穫いろいろ

セール中に買って当たり!と思ったゲーム、またはその反対。悲喜こもごもをご紹介。あくまで私の場合ですが。

Bejeweled 3 $4.99
言うなれば“終わらない”ゲーム。ひまつぶしが目的のアプリじみた小品。この内容であの正価は高いのではないか。基本パズルのルールも簡単過ぎて工夫が感じられない。斜めの列びがカウントされない上、2手使って複数列を同時に完成できるような方策が無いのはつまらない。

ポーカーや宝探しのモードには、こじつけて組み合わせた強引さを感じる。そもそもスマートなパズルとして完成してはいない。マインスイーパの方がなんぼか知的というものだろう。現れた新しいジェムが落下してどう揃うかはまるで運任せ。次の落下タイルを明示する落ち物ゲームの方が奥が深いのではないか。

プレイヤーがコントロールして解くようなシロモノではなくて、まんまソリティアでしかない。タイムリミットのアクション性を付加してプレイの巾を誤魔化している。時間ばかり注ぎ込むことは可能だが、プレイの底は限りなく浅い。レアアイテムとリアルマネートレードでも付けてくれれば化けるに違いないが。

Botanicula $2.49
Machinariumでファンになったので。未プレイ。後の楽しみに取っておく。

Dear Esther $2.49
絵画的でゲームでないゲームとして話題になったアレ。どんなシロモノなのか体験してみたくて。まだ未プレイ。

Fallout 3 - Game of the Year $5.36
実を言うと、Fallout 3はこれで3本目。1本目は初回通常パッケージ。2本目はGotYのパッケージ。それもこれも当時おま国だったせいだ。パッケージ版ではDVDをトレイに載せておかなくてはならず、面倒くさがりは結局ダウンロード版を買うハメになる。

Toy Soldiers $2.49
タワーディフェンスはもともと好きなジャンルではなかった。画面写真やレビューでもっと違う何かを想像していたようで期待はずれ。プラットフォーマーのくせに解像度が1920*1080のワイド画面に対応していないとは珍しい。

Trine 2 $3.74
前作が気に入っていたので。まだ未プレイ。インディーズ系で物理エンジン採用の横スクロールはもはや珍しくなくなった。それでもTrineには3者を切り替えてプレイするという独特の強みがある。大きいキャラクタと美麗なステージも好み。

Warlock - Master of the Arcane + DLC $8.47
簡易なCiv Vという触れ込みのストラテジー。序盤を触った感じでは悪くない。Master of Magicらしさがもっと濃かったならば、なお一層ヒットしたことだろう。フォントが肉厚で大きく見やすい。CK2といったパラドゲーもこのくらいフォントを大きくできないものか。

Saints Row: The Third + Season Pass DLC Pack $17.48
今回のセールで購入した中では最も楽しめた。メインキャンペーンをクリア。オススメ。Grand Theft Auto IVをプレイした際に感じた不満を、後追いのSaints Row続篇が綺麗に解消してくれてお見事。

私に言わせると、GTA IVはリアルさを追求したあげく、妙な立ち位置で硬派にとどまって柔軟さに欠ける。フリーローミング・スタイルにも関わらず、主人公をサイド・ミッションで強化することは叶わず、できるのはカネ稼ぎと装備をほんの少し良くすることだけだった。ゆえにキャンペーン・ミッションが難しすぎると、もうにっちもさっちもいかない。これでは何のためのフリーローミングか。

一方、Saints Row: The Thirdはフリーローミングを利用して主人公を強化していくことが可能で、難しいキャンペーン・ミッションがあったとしてもクリアできるチャンスがある。RPGのように成長要素の伸びしろが大きく、主人公を中心としたシマが育っていく様を着実に楽しめるほどに懐がデカい。

難を言えば、GTA IVと同様に、ヘッドショットのような小さい標的をパッドでエイムしなければならない(ないしは、エイムした方が高得点の)ミッションが多数ある。パッド利用時にはプレイヤースキルの難度が高めであろう。逆に、キーボード+マウス利用時には車の運転に難がある。幸いなことに、いつでも持ち替え自在。

キャンペーン・ミッションの作りはGTA IVなどと大差なく、長丁場で繰り返しの多用やチェックポイントまでの間隔も長めだったりする(GTAより大分マシだが)。ストーリーの進展が無ければ、ややもすると飽きやすい。こうした厄介なミッションはDLCに顕著なものの、キャンペーンをある程度進めて主人公の性能が高くなってからだと比較的楽にこなすことが出来る。したがって、DLCは高レベル用と考えることができそうだ。

また、乗り物の方は強化できないので耐久力は変わらない。ミッションによっては主人公より先に乗り物が壊れてオジャンということも。

こうした欠点を払拭するように、Saints Row: The Thirdでは独特の世界観とインタラクションの多様性が救いになっている。

以前序盤をプレイして楽しめなかったSaints Row 2は、ストーリーが地味でGTAとの差別化をさほど感じなかった。だからThe Thirdも期待しておらず、これまで買ってみようという気も起きなかったわけなのだが、いい意味で裏切ってくれた。ストーリーはとにかく派手で外連味たっぷり。B級ヲタク要素ないしはサブカルをふんだんに盛り込んでいい味に仕上がっている。コミックコン、コスプレ、60年代SFテイスト、プロレス、なんとかボウル、ゾンビ、近未来メカ、トロン的な電脳世界、などなど。近年の流行は全部取り込んでいるような節操のなさが素晴らしい。

GTAとは決定的に異なる世界観のひとつに、エログロナンセンスが挙げられる。60年代のサイケ風味や、フレッシュゴードンかバーバレラ的とでも言おうか。ある程度のスタイリッシュは維持されているが、下品でお下劣な調子を武器にしている。チープゆえになんでもアリという説得力すら感じる。これに主人公の成長要素が絡んで、たまらなく魅力的だ。Skyrim以来、久々に熱中してしまった。

欲を言えば、もっと衣装の数が欲しかったかな。DLCでもまだ足りない。
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テーマ : ダウンロード販売
ジャンル : ゲーム

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No title

はじめまして。旧サイトのwitcherの記事を読ませていただき、ここに飛んできました。
witcherは今回のセールでエンハンスドエディションを買ったんですが、あの記事の通りに、やればやるほど面白くなくなるゲームでした……。
私のプレイした状態でも以前より改善されていたとは……。


今回の記事にあるBejeweledですが、五年ほど前にパズルクエストというタイトルで出ていた作品がとても面白かったですよ。
steamにもありますし、日本でもPSPとDSで出ました。パズルのシステムだけ借りて他社で開発されたもののようです。
同じ盤面でCPUと交互にブロックを消して行き、ブロックを消すと溜まるポイントを消費して魔法を使い、敵に攻撃を仕掛けるというシステムでした。
習得できる魔法が多彩で、その中から数個選んで装備するというシステムなので、リプレイ性もありました。
傍目八目といいますか、パズルのシステムを発案した人より、他の人の方がよほど面白く進化させられるというのは、不思議ですね。

No title

Bejeweled シリーズは Twist のほうが納得感あります
所詮降ってくる石の手加減具合によるのは一緒なのですが、
Twist のほうがジタバタしようがある感じがします

Re: No title

> さきさん
パズルクエストですか。CPUとの対戦方式とは面白そうな趣向ですね。

> 名無しさん
Twistですか。なるほど、4個の固まりが回転できるわけですね。

ところで、今日のLucidもこの系統でしょうかね。見れば、この手は他にも無数にあるようで…。

No title

初めまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
Fallout 3 - Game of the Yearのパッケージ版なんですが、NEXUSにある以下のMODを入れるとDVDなしで起動できます。
Fake Fullscreen Mode Windowed - Alt Tab Fix
http://fallout3.nexusmods.com/mods/16001/
本来ウィンドウモードを擬似フルスクリーンにして、Alt+Tabでアプリーケーションの切り替えができるようになるMODなんですが、なぜかDVDなしで起動もできるようになります。
NEXUSにはそんな説明は書いてないし、2ちゃんのスレでもまったく触れられてないんですが、わたしの環境ではパッケージ版DVDなしで起動できてます。
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