インプレッション ― つい最近購入したタイトル

Tron Evolution


いつのまにか£9.99(UK.Games Planet)に。評価は決して高くはないが、Tron 2.0を遊んだ身としては最近の技術で作るとどんな風なのか興味があった。未見の映画もブルーレイのお値段が下がれば見てみたい。

余談ながら、最近は珍しくUK.Games Planetをよく利用している。なんといっても新作2割引をやるのは大手(且つ、おま国しない)ではGames Planetくらいしかないから。Batman Arkham Cityはお買い得だと思う(ただしゲーム性がお気に召せばの話)。

本題に戻ると、Tron EvolutionもUnreal Engine採用。なぜか日本語環境では起動しないという駄ゲーに共通の癖が。AppLocaleを噛ましての起動。

はぁ(ため息)。事前にYouTubeでプレイ動画でも観ておくべきだった。端的に言うと、『NINJA GAIDENの壁走り+剣戟の代わりのフリスビーアクション』。颯爽と決まれば楽しそうだが、そうは問屋が卸さない。ヘタレな私だけかもしれないが、壁走り中のジャンプのタイミングが全然分からず、落下してばかり。成功するときと失敗するときの違いがピンとこない。

フリスビーアクションの方は難易度をカジュアルにしているせいか、序盤ではさほど難しくない。ただ、チュートリアル時の、「X その後 B」というボタンのタイミング(Xbox360コントローラ利用時)がピッタリと合わないようで、Fist Attackとやらがなかなか発動できず苦労した。

グラフィックはショボイ。解像度の上限が(16:9では)1600*900しかない。描画負荷のたいへん低そうな画作りにもかかわらず、イベントシーンはプリレンダムービー。名のある作品のゲーム化としては不甲斐ないと思える見栄え。

映画「Tron: Legacy」の前段だそうで、どうしても物語が知りたくて買う人もいるかもしれない。その場合は\Tron Evolution\GridGame\MoviesにあるBinkビデオをそれらしき順に再生していけば分かりそうだ。この手のイベントシーン用動画ファイルには音声が含まれない場合があるが、このTron Evolutionは手抜きなのか、音声コンテンツの保護はおざなりに見える。\Tron Evolution\GridGame\CookedPCに含まれる暗号化無しのWaveファイルを再生すればゲーム中の楽曲が鑑賞できてしまう。

人々の口に上らないゲームタイトルというのは単にマイナーであるということばかりではなく、話題にするほどの価値もないという暗黙の了解をも含んでいるときがある。今回はTron Evolutionで再認識してしまったような次第。短いというストーリーモードすらお仕舞いまで付き合うには無理な気がしてしまった私には、どうにも高い買い物で終わるかもしれない。なお、マルチプレイはまだ試していない(人が居るだろうか?)。

TES5: Skyrim

120時間超遊んでいるけれども飽きないという不思議なRPG、Skyrim。レベルは45。メインクエストはAlduinに詳しいドラゴンを捕まえるためにDragonsreachを貸してくれ、というあたり。武装はTwo-Handed Hummer。このSkillが100になったので比較的敵を潰しやすくなった。その代わり、Mace系は動作が最遅なので、二刀流の素早い敵(Forswornの集団ごとに約一人いる)を相手にすると見る間にヘルスを削られて死ぬ。

サイドクエストは量も質も半端無く。そのおかげで各地のNPCから依頼を少しずつ受けて、少しずつ片付けていくのが楽しい。仮に効率を目指して訪れた先で請け負った全てを一度に片付けようとすると、ルーチンワークによる徒労感が多少なりとも生まれる。ひとつのクエストの起承転結を大事に確認しながらFollowerにケガさせないように徐々に攻略していくと、長続きする良い感じになった。いやもう、まったりペースで遊べて一生モンというくらい。

世界の空気感がたいへん好ましい。人なつっこいNPCには、ただの間抜けなAI以上の存在が感じられる。大いに貢献しているのはセリフの量。相変わらず同じことを繰り返し話すヤツは殴りたくなるが。“ごっこ”の質が以前よりも充実した物になった。気分的に足りないものをあげつらうなら、プレイヤーキャラクターが酒をあおって飲むモーションや、結婚した相手にキスができるといったインタラクト、だろうか。もしこうしたMODが登場するようなら、本気でSkyrimに移住を考えてみたくなる(リア充なんか!)。

Batman Arkham City

バットマンの方は、最初の興奮はどこへやら、しばらく戯れるてみると、あまりしっくり来ていない。まだ6%の達成率らしいから、先は長そうだ。「ジョーカーはどこにいる?」「フリーズの隠れ家はどこだ?」と探し回るのが少々面倒に思えることも。ヒントをオンにしておけば、親切にあぁだこうだとウェインなりセリーナなりが喋ってくれる。でも、大きなお世話(いやまぁ助かっとるけど)。

全体がフリーローミングを基盤としてしまったせいで、ストーリーのブツ切り感が少しある。もっともひと続きのストーリーではなくて、Villainの誰かがあれを計画している、こいつはこれを計画している、と並行で好き勝手に進行していて、バットマンは絡んだ相手を必要に迫られて追い詰めていくという体。前作そのままの誘導手法(血痕を辿る探偵)も使われている。

シナリオの都合で敵に捕まると入れ替わりにキャットウーマンが登場。プレイヤーはこの二人を順次操作する方式で、コンソール流のセオリーにより近くなってしまった。もともとコンソール機向けだし、当たり前と言われればその通り。個人的には、前作のメインストリームにすり寄るだけではない、ちょっと違う肌合いに、なんとなく魅力を感じていた。ブルースの幼年時代の記憶やらがスケアクローの毒ガスでフラッシュバックするとか、多分に説明的ではあるけれども掘り下げをきちんと見せるといった風な。大衆に受けるべきゲームの流儀と骨子は抑えておくけれど、作り手の作家性までは捨て去る気はない、というような気概があるように受け取っていた。

少ないコンテンツを保たせるためなのか、繰り返し(ジャミング装置を3個も見つける)を若干感じるのと、核心に迫るまでに細々した段階を順々に経なくてはならない(フリーズを救う前に警官を救う)のが若干面倒に。一本道で従うしかなかった前作(ただし回る順番に自由があったかと記憶している)と、この「好きな場所をうろついてかまわないけど、メインストーリーは順路を探してね」と、どっちがいいか問われたなら迷う。ゲーム性でいうと前者の方が理に適っているのかもしれない。前作Arkham Asylumの方には、もう少し焦点の合った面白さがあった。本作は登場人物こそ多いものの、一人一人がチョイ役で話の流れもどこか散漫に感じる。

Hunted: The Demon's Forge

「期待していなかったが遊んでみたかったゲーム」の中ではもっとも良い点を付けられそうだ。Tron Evolutionがあまりにガッカリな出来で、お仕舞いまで見届けることが難しそうな内容だったことに比べれば、Hunted: The Demon's Forgeはお仕舞いまでしっかり遊べそうな出来と言って差し支えない。800円でエラーラちゃん(年若い外見のエルフの女射手)が遊べるなら悪くない。…端から期待している人では、こうはならないかもしれないが。問題とされた起動前にあるという酷い待ち時間も、AppLocaleを噛ませてsteam.exeを起動させていれば発生せず。先人が苦労して解決策を発見してくれていると、後から試す者はほんとに楽である。
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テーマ : PCゲー
ジャンル : ゲーム

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