名 作 R P G を 遊 ぶ (か も) 2

洋ゲーRPGや非電源ゲームを扱った頁でしたが、最近はユルいジャンルになりそうです

新世紀ブロック崩し - Shatter

家庭用ゲーム機がまだ珍しかった小学校低学年の頃。高級団地に住む、ちょっと上流階級なヤツの家に遊びに行くと、ブロック崩しがさりげなく置いてあった。ボリュームつまみみたいなコントローラーを右に左にと回して、四角い白球を、何の変哲もない長方形のラケットで跳ね返すだけという、ごくごくベーシックなゲーム性だった。でも、かなりむずかしかった覚えがある。跳ね返りの角度を先読みするのがコツで、やはりやり慣れたヤツの方が上手かった。

改造したアーケードスティックを、格ゲー以外でも有効活用できないか、とsteamで見繕っていたところ、Shatterなるインディーゲームに辿り着いた。派手な画面効果と、縦方向にも横方向にも、時には円形にすらなるステージ。紛う事なきブロック崩しの進化形に見えた。

プレイしてみると、カジュアルな方向性で煮詰めてある。よく増える自機。跳ね返る先は、あらかじめ筋状の軌跡として表示されている。この印さえ見逃さずにラケットを動かしていれば、空振りもしない。ラケットは丸みを帯びていて、球を受けたアールに従って反射角を変えることが出来る。更に、Suck(吸引)ボタンを押すと、球の軌道が重力か磁力にでも影響を受けたかのように曲がる。プレイヤーが能動的に球を支配することが出来る革新的なシステムだった。もはや、ラケットのみで高速スライスするような小手先の技は必要ない(使えるけど)。

ボス面では、横スクロールシューティングのような大きいキャラクタが登場し、球を弱点に当てつつ、ボスの体を削るという、既視感があってなお新奇なプレイフィール。これは非常に上手い作りと言えよう。難易度をいたずらに上昇させることをせずに、温く長く遊ばせるというシロモノだ。自機のパワーアップにも戦略的バリエーションが用意され、延々と飽きずにプレイできる。こいつは止め時に困る。

アーケードスティックでのプレイもまぁまぁ悪くない。アナログスティックのような移動量がしっくりくる感じとは違うのだが、瞬時にパンパンと二球を続けざまに跳ね返すようなアクションには向いている。

Shatterのプレイにハマっていくと、「アレ? 俺ってもしかして天才?」という錯覚、いや、自惚れに見事陥る。こんなにさくさくと面がクリアできると、なかなか気持ちのいいものだ。果てしなくプレイしたってかまわないような気分にさえなってくる。ハイスコアを叩き出す覚悟にまでなってしまえば、食事も取らないで…なんてことにならないか、我ながら心配になった。実際には、そこまで行かずに、「ハイ、たいへんよくわかりました」とQuitする、ある意味チキンな私なのであった…。


Friend登録されているValve社員さんの最高得点が左下に表示されている。Valve社内でもきっと話題になってハマった人多数なんだろうな。

  Shatter $2.50にてsteamで現在セール中。
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[ 2011/07/02 00:13 ] ダウンロード販売 | TB(0) | CM(0)
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