贅沢なアドベンチャー - L.A. Noire

セントラル署交通課に配属されて間もない俺のところに、轢き逃げ事件が回ってきた。ガイ者はレスター・パティソン。16,000ドルもの生命保険がかけられた白人男性だ。衝突で胸が血まみれ、約20フィート引きずられている。路面にはブレーキ痕がある。

深夜だったが目撃者がいた。道を歩いていたシャノン・ペリーによると、ちょうど男女の罵り合いが聞こえたという事だった。逃げた車は、車種とナンバープレート先頭3文字が判っている。

問い合わせると、車の持ち主はすぐに判明する。

カフェ店主によると、ガイ者はこの店の常連客で、ガイ者の妻ローナは、ガイ者の友人リロイ・サーボと何らかのビジネスで提携していたという。

カフェの奥にはポーカー台があった。ガイ者のサイフには数ドルしか残っていなかった事と、何か関連があるのだろうか。

カフェの外のゴミ箱で物騒なシロモノが見つかる。血糊の付いた包丁である。果たして轢き逃げ事件との関連は? なかなか興味深いことになってきたぞ。

ガイ者の奥方よりも、まずは容疑者(車の持ち主)の住居へ行ってみる。すると、明け方になって、荷物を持った男が、轢き逃げに使用された凹みのある車へと近づいてきた。男は我々を見咎めて逃走を図ったものの、追跡の末、ユニオン駅で捕まえる事ができた。男は、自分のしでかした事故に怖じ気づいただけで、計画性といったものは無いように見える。

ガイ者の家、つまり奥方ローナに会いに行くと、奇妙な事にビジネスパートナーのリロイが居合わせていた。こいつは臭う。尋問してみたものの、奥方は尻尾を出さなかった。結婚したばかりだという夫妻の下に、友人が同居するなどあり得るだろうか。

署に伝言を確認するとレスターの解剖結果が出たそうだ。至急、モルグへ向かう。

検死官が言うには、胸部の出血は車の衝突ではなく、刺し傷によるものだった。俺にはピンと来た。現場付近のゴミ缶で見つかった包丁だ。

さっそくローナ・パティソンに問いただしに向かう。ローナは自分ではなくリロイが謀ったことだと開口するなり訴えた。奥から出てきたリロイは、ローナが持ちかけたのだと罵倒し、銃で彼女を撃った。どうやら、保険金狙いの共謀だったようだ。リロイはそのまま逃亡を図り、通行人を人質にとったが、俺の的を違わぬ一発で事なきを得た。
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