名 作 R P G を 遊 ぶ (か も) 2

洋ゲーRPGや非電源ゲームを扱った頁でしたが、最近はユルいジャンルになりそうです

ダンジョンキーパーとは別物だよ、Dungeons

Dungeonsをプレイしてみた。初体験の印象を述べると、ベータテストまでして作っていたタイトルにしては、誘導が悪いし、チュートリアルの出来が今ひとつ。簡単に説明してみよう。

キャンペーンを始めると、ダンジョンの入り口に義足で杖突きのサイドキックがいる。容貌からするとグレムリンだろうか。主人のダンジョンロードがいる奥殿まで報告に参上するところで、なにやらブツブツと呟いている。
「無駄に通路が長いのう。ワシなら、こんな無駄に走らなくて済むダンジョンを作るのに。なに、いずれ、わしのものにしてみせるわい」
プレイヤーはしばし、このサイドキックを動かして、主人のところまで向かわせる。

ようやくダンジョンロードの間に到着する。サイドキックがさっそく報告。
「マスター、カリプソが良からぬ事を考えていますぞ」
カリプソとは、ダンジョンロードの愛人である小悪魔のことだ。

「あたしが何だって?」
なんと、カリプソが居るところで、その謀反を赤裸々に主人に報告してしまうサイドキック。大失態だ。へそを曲げたカリプソは出て行ってしまう。

すると、カリプソによりダンジョンの入り口が開け放たれ、冒険者達がぞくぞくとダンジョンロードのいる奥殿目指してやってくる。
「ワシの考えは間違っていなかった。カリプソのせいで冒険者がどんどん侵入してきておりますぞ」
…このダンジョンは、ダンジョンハートと呼ばれる心臓部を破壊されると、おしまいなんだそうだ。

ここで、プレイヤーに制御が戻る。冒険者をどうやって迎え撃つのだろうか? いろいろ弄ってみるが、撃退とは無関係な装飾品が置けるだけだ。これ見よがしなクイックバー(1~9のヤツ)の呪文すら働かない。これはどういう事だろう? 放っておくと、冒険者達の第二陣、第三陣がダンジョンハートを攻撃に掛かっている。当然、ダンジョンハートが破壊されるとゲームオーバーだ。

わけがわからず、装飾品を適当に置きまくっていると、唐突にサイドキックが言う。
「おぉ、マスター、貴方様の力が増えましたぞ。ささ、ダンジョンハートが壊される前に逃げましょう」
…何も出来ないと思ったら、この出来の悪そうな三文芝居に付き合わないといけないのだった。これは酷い。一般的に考えて、この緊迫した状況下に、装飾品を置けというチュートリアルを組み込むものだろうか。

プレイヤーは、今度はこのマスターを動かして、出口へ向かう。途中、道を遮るゲートはそばのレバーを動かすと開いた。

そんなこんなで、マスターは根城だった豪華ダンジョンを追われ、しがない墓所もどきの安ダンジョンで生活しなければならなくなる。

この墓所を探検していると、幽閉されているゴブリンを発見。
「マスター、あのゴブリンを助けてやれば、よく仕えますぞ」

…ここで、牢屋を開ければ良いわけだが、開け方が分からない。これまでと同様の仕掛けだとすると、どこかにレバーがあって、それを操作することで扉が開くのではないか、と考える。ところが、さにあらず。マスターが牢屋を攻撃すれば破壊できるのだった。これでは事前の例が生きていないではないか。

ようやく、ダンジョンのしつらえ方のチュートリアルに入る。まずはバットの魔方陣を支配し、召喚用ペンタグラムが自在に配置出来るようになった。次に、先ほどのゴブリンを使って、掘削を行わせる。これにより、ダンジョンを拡張できる。見れば、壁の向こうに閉ざされた部屋が既にある。

不思議なことに、ゴブリンに掘らせる事で、少額のゴールドが貯まっていく。これは土中の金鉱脈でも掘り当てているのか? なんだか納得のいかない仕様だ。

さて、ようやく冒険者をおびき出す開門と相成った。既に、宝箱は門を入ってすぐの場所に置かれており(動かせない)、中身の財宝に惹かれて、低レベルの冒険者がやってくる。

先ほどのバットのペンタグラムを宝のそばに配置したいところだが、なんと自分の勢力下にしか配置できないという。まだ門は勢力範囲外だ。この勢力は、冒険者を捉える事によるソウルエナジー、調度品などで豪華さが増すプレステージ、冒険者から掠奪したゴールド、の3要素が大きくなることで増大するらしい。

冒険者を倒す役目は、マスター自らが果たさねばならない。幸い、剣技には長けているようで、低レベルの冒険者なら、あっさりと片付けることが出来た。

こうして、自転車操業的なダンジョンの仕組みが出来た。冒険者を誘い入れ → ソウルエナジーと金貨を獲得し → 勢力を増し → 拡張。見事な循環型社会だ。

当面の目標は、二つ目の門を開ける為の餌として、二番目の宝箱に財宝を貯めること。これだけでは退屈だろうという親心からか、階下からスケルトンのご一行がやってくる。マスターは、冒険者とこのスケルトンという二つのグループを相手にする事を強いられる。

そこそこ勢力が増すと、ペンタグラムを宝箱のそばに置けるようになった。更に、閉ざされた部屋とも廊下を貫通させると、その中に新しい魔方陣がある。この魔方陣を支配すると、新しいペンタグラムが配置できるようになった。これで冒険者の方は、ペンタグラムで召喚される魔物達に任せることができそうだ。

とはいえ、ダンジョンとは名ばかりで、今のところ、「門をくぐったら、そこは宝箱の部屋でした」という短絡的な穴蔵でしかない。このペースだと、第二の宝箱を満杯にできる程の金貨を貯めるには、相当な時間が掛かりそうでもある。なお、スケルトンが出てくる階下へは降りていけない。

う~む。これが期待していた「ダンジョンキーパーの再来」の出来であったか。いや~、正直、つまらんね。このキャンペーンモード、序盤からダメダメ感が漂いすぎ。もう少しプレイしてみるつもりだけれど、こりゃ、緑男の錬金で購入して丁度良かったわ。これに金を払ったのでは後悔してしまったに違いない。
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[ 2011/02/05 10:12 ] Dungeons | TB(0) | CM(0)
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