世界を救うのはオレ? いや、キミでも可。みんなで救おう!

斬新なカードゲームに思える、Fate of the World。現在Pre-order中。半額で購入できて、しかもβ版をダウンロード&プレイする事が出来る。値段は9.99ポンド(1300円前後)。公式ホームページはこちら→ ttp://www.fateoftheworld.net/index.html



早速購入してプレイしてみた。秘匿条項があるため、正式発売までは詳しい内容を口外できない。


こんなのがインストール時に出る。

仕方がないので、公式ホームページを読んで、スクリーンショットを見ると理解できることに限って説明してみたい。

今から200年先までを視野においたシミュレーションで、舞台は地球。我々の住んでいる今の世界の有様をストラテジーしてしまうゲームなのだ。資源の有効利用を考えたり、人口爆発と気候変動に対処しなければならない。

最新の科学考証に基づいており、気候変動についての監修者は、オックスフォード大学のMyles Allen博士。Wikipediaによれば、気候力学グループの第一人者で、ラザフォード・アップルトン研究所、マサチューセッツ工科大学でも働いていた。

脚本はDavid Bishop (代表作Dr Who, 2000AD)。楽曲はRichard Jacques (Mass Effect, Alice in Wonderland)。開発はRed Redemption games team、エグゼクティブ・プロデューサーはKlaude Thomas(Battlestations: Midway)。

以下はスクリーンショットと併せてお読み頂きたい。(アドレス文中の改行は削除した上で、お使いのブラウザのアドレスバーに貼り付けてください)

ttp://www.fateoftheworld.net/screenshots/fotw-2010-10-22-17-14-30-43.jpg
シナリオには石油資源と気候に関するものがある。プレイヤーは石油を利用することで起きる気候変動を可能な限り抑え、2120年まで保たせることが使命。(なお、これらは、スクリーンショットに全て書かれている)

ttp://www.fateoftheworld.net/screenshots/fotw-2010-10-22-17-15-07-44.jpg
世界の、12の国と地域からエージェントを登用できる。なんと、日本が単独枠で存在する。エージェントの人数は対策の多少と相関関係にあると思われる。

ttp://www.fateoftheworld.net/screenshots/fotw-2010-10-22-17-25-56-70.jpg
国(地域)毎に、カードに書かれた対策(プロジェクト)を割り当てる。しかし、これらは予算を気にしながら、という事になるのだろう。画像では5つの地域でエージェントを登用(左上)し、予算は371[万?]ドル(右上)残っている。南アフリカにおける対策を考案中で、地球規模の評議委員会の設立(左下の黄カード)と市民サービス本部の創設(同左から二枚目の赤カード)を決めたようだ。

ttp://www.fateoftheworld.net/screenshots/fotw-2010-10-22-17-18-55-68.jpg
グラフが出てくる。左が排出量、右が気温。放っておくと気温はどんどん上昇するようだ。下のメッセージに、「第四世代の高速増殖炉が完成した」とある。

ttp://www.fateoftheworld.net/screenshots/fotw-2010-10-22-17-19-04-68.jpg
対策に対してどのような効果があったかを一覧できる。画像は各国からのGEO支援の増減を示している。GEOという略称がプレイヤー演じる世界的な機構なのだろう。対策が厳しすぎるなどして、各国からBANされると、(先の画像一枚目に書かれているとおり)勝利条件から遠のく。以上の1枚目から5枚目までを繰り返し、年次予算を対策につぎ込んでいって、気温上昇を最小限(3度以内)にすると、勝利条件に近づくらしい。

ttp://www.fateoftheworld.net/screenshots/fotw-2010-10-22-17-18-38-31.jpg
たぶんイベントの一種だろう。中国に一年間降雨がなかった、とGNNのリポーターが伝えている。

以下は私の主観をまじえてのもの。

端的に言うと、地球環境のシムだ。SimEarthのようなものとは違って、命題毎に焦点があり、見かけ上はカードゲームの体裁を取っている。結果はグラフの図表類で出てくる。統計学的で、『数字を見るシム』という雰囲気も若干ある。人間の介入や、相手国の判断が、結果に繋がるところが仕組みとしては興味深い。

肝心のカードの体裁だが、MTGの類のように必然的なゲームデザインとなっているかどうかは、他のシナリオをプレイしてみないことには判断つかないものの、現状では、全くカードゲームっぽくない。面白いゲームかと問われると、答えに窮する。Football Managerの類のデータマネージメント・ゲームに近い。

地球温暖化については、科学者のでっち上げメール(Climate Gate事件)が昨年話題となったこともあり、人為説や懐疑論など否定的な見解もある。リテラシーとしてなら、「こんなゲームにカネを注ぎ込んじゃうと、ロビー活動に乗せられるんじゃね?」という懸念も無きにしもあらず。疑心暗鬼な人は、冷静に見守っていた方がよいかもわからない。実は、2007年には同じ監修者による前作Climate ChallengeというFlashゲームが存在する。スポンサーはなんとBBCだった。その辺の開発者インタビューはRock, Paper, Shotgunに掲載されている。

そんなわけで、エデュケーショナル・ゲームの一種として認識されており、かのNature(!)にも紹介されている。公式ページからその記事のPDFがダウンロードできる(ttp://www.fateoftheworld.net/files/Nature.pdf)。あくまで、いくつか挙がっている代表例の一番手(リリース前の話題性)というだけで、このFate of the Worldが、まるまるレビューされているわけではない。

興味を持たれた方は、是非Pre-orderして、ご自分の手でβ版を体験してみてほしい。まだまだ完成度の高いVersionではないようなので、もっとグラフィカルでダイナミックに膨らんでいく事を願いたい。

購入時に届くメールには、荒削りな面が残っている事を了承してほしい旨と、正式版までにあらゆる変更があり得るとの示唆がなされている(セーブデータやアチーブメントの互換性は、最大限維持する予定だが、場合によっては犠牲にされる事もあるとも)。今後、小出しに追加ミッションを提供して、プレイヤーからのFeedbackを参考にする計画でいるそうだ。
スポンサーサイト

テーマ : PCゲー
ジャンル : ゲーム

コメント

非公開コメント

最新記事
カテゴリ
カレンダー
12 | 2017/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

日本語化MODダウンロード
検索フォーム
リンク
プロフィール

英二鹿

Author:英二鹿
I'm a vintage dreamer.
自称洋ゲー評論家…の
つもりだったが
もはや時間的に無理。

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

欲しいかも?リスト
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon
icon icon