名 作 R P G を 遊 ぶ (か も) 2

洋ゲーRPGや非電源ゲームを扱った頁でしたが、最近はユルいジャンルになりそうです
月別アーカイブ  [ 2018-10- ] 

Pathfinder: Kingmaker(9)

[Weak] difficultyのおかげで、以前よりも苦手意識が薄れた。これなら若干の指示だけで戦闘が進むので労苦も少ない。一部のタフすぎる戦闘を除けば、よくできているところもある。今回はそんなところを紹介したい。

※以下ネタバレ

スポンサーサイト
[ 2018/10/03 18:50 ] ■RPG オールドスクール | TB(-) | CM(2)

余談

俺がこのスタイルのCRPGに求めているのは、半分はシミュレータ。

D&D 3.5版やPathfinderを遊べる機会というのは普段全く無いから、その雰囲気を味わわせてくれるCRPGはとても貴重だ。TroikaのTemple of the Elemental Evilはこの目的に打ってつけで、ビルドを変えてはパーティを組んで試すことが楽しかった。モンクは「やっぱり打たれ弱いなぁ」などと実感できた。

その代わり、ターンベースはもの凄く時間が掛かる。エピックな物語を楽しみたい場合、Baldur's Gateのやり方でないと向かない。Icewind Daleを初めて遊んだのはEnhanced Editionでだったが、カスタムパーティで臨める上、適切な難度で遊びやすかった。

D&D 3.5e系はデータの比重が高くて、ルールの全部をとても把握できない。Featのビルドなんかは苦手で、昔のAD&D 2ndで俺は充分だ。呪文のジャンケン要素だけでお腹いっぱいなのに、Featという形で全クラスに採用するなんて、正気の沙汰ではない。

盤上戦闘が必須になったこともテーブルのロールプレイでは問題で、物語を楽しむのかシミュレーションゲームを楽しむのか、どっちかにして欲しい。だから、テーブルセッションでCall of Cthulhuを遊んだりすると、思いのほか楽しかったりする。盤上戦闘はルールになく、簡易の戦闘はあくまで脇役に徹してくれるから。

そういうガチ勢ではない俺が遊ぶので、CRPGでマンチキンみたいな作りを強要されると、軽く失望してしまう。哲学が違うんだな。楽しめることが一番だし、いろいろと試せる自由があることが理想だ。

CRPGのいいところは、複雑な仕組みを可視化してくれること。Featの段階的なアップグレードはその恩恵が最も大きいはず……なんだけれども。このCRPGでは皆目分かりにくいままなんだよなぁ。UIにそういう機能性が発揮されていないので。この辺もがっかりした。

「Doomspiderが倒せない! 助けて!」
「Pathfinder遊んだことあるなら、対処法わかるよねぇ? ニヤニヤ」

「○○の防ぎ方」なんてのは、この複雑なルールでやるんだったら、脇道でやるべきだろう。ゲームシステムがそのことを教示してくれないなら、なおさらだ。

メインクエストのメインエンカウンターで毎回、ルールを利用したパズルを解かないといけないのは勘弁して欲しい。どうせ、アンチョコみて対応するようになってしまうから。楽しみ方がスポイルされてしまう。自分で悩んで解決できることが理想だ。だから、ヒントをくれないと困るし、ガチ過ぎるのも困る。

この手のCRPGを遊ぶと時間を大量に浪費する。第二章へ進ませるだけで20時間はたっぷりかかる。ビルドをやりなおすと50時間はザラ。リスペック・オプションが欲しいと言われていることには納得できる。フルカスタム・パーティに一定の金額がかかるなんて! というリアクションも全く理解できる。

なぜ、開発者はこういうメジャー路線から外れた妙に硬派なノリにしてしまうのか。BGシリーズという大先輩が居てこうなんだから、哲学が違うんだろうね、厄介なことに。売り上げを気にしなくていいし(Kickstarterだから)、マニアである己を最大限アピールしなくちゃね。……かように、ゲームにも作家性が出るものなのだ。

コミュニティの要求に対して、哲学を持った開発陣がそれを曲げることは期待できない。バランス調整はしてくれるだろうが、相変わらずウィルOウィスプが大量に湧いて出てくるだろうし、Ancient Curseで毎回悩まされることだろう。

プレイを楽しみたい層が欲しい“緩い”感覚を持った人が、MODDERとして名乗りを上げてくれることに期待するしかない。Gothic IIIのように。Gothic伝統のアーマー獲得の縛りは、コミュニティパッチで早々に解除されてしまった。強い声がこう言っていた。「カネがあるんだから、アーマーを買わせろ!」と。楽しみ方の違いは人それぞれだ。
[ 2018/10/03 01:20 ] ■RPG オールドスクール | TB(-) | CM(4)
カテゴリ
カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
全記事表示リンク