名 作 R P G を 遊 ぶ (か も) 2

洋ゲーRPGや非電源ゲームを扱った頁でしたが、最近はユルいジャンルになりそうです

いま、Discのゲームはどうなっているのか?

steamでDOOM(2016年版)を購入しました。60GB超の領域が必要でダウンロードだけで1時間近くかかりました。

これをDisc版でフィジカル・コピーとして購入したら、一体どうなるのでしょう?

PS4などのコンソール機なら、話は簡単ですよね。Blu-rayディスクが入っているでしょうから。Day1Patchはあれど。

問題はPC版。未だにDVDが配布媒体です。Blu-rayドライブは限られた人しか持っていない前提のようです。

ググってみると、DOOM(2016)の場合、DVDディスクが一枚ついているだけで、インストールされる容量はわずか6.9ギガバイト。残りはインターネットを通じてsteamから行うとのことでした。ダウンロード版とほぼ同様ということですね。

DVDディスク版を購入していればそれだけで遊べる時代……ではとうになくなっていました。思えば、Harf-Life2の頃から、その傾向が出来上がってきたわけです。
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[ 2018/06/28 05:35 ] ダウンロード販売 steam | TB(-) | CM(0)

質問コーナーのまとめ

■質問コーナーで、エ○イ人ことYamatoさんが主に反応していた箇所

注意:文字起こしですと、本来とは違う意味で受け取れてしまう可能性も大いにありそうです。詳しくは動画でご確認ください。長いところは略して端的に記述しておりますので、場の雰囲気は出ておりません。フォーマットとしては、藍川珪さんが拾ったコメント(もしくは藍川珪さんが代弁して広げたコメント)の箇条書きに続き「」内がYamatoさんが喋った内容(の一部)となっています。言明してはいないということに留意して、検討してくれそうだな、くらいに思っていた方がいいと思います。

・移籍メイド向け(の何か)「要望があるのでやっていきたいが、どういうものがいいのか?」
 一般イベントシーンの増加?
 ゲストモード「(要望頂いてるので)承知しました」
・「(新規性格のリクエスト二番目、三番目も順次出す予定だが)移籍のヒロインを先にした方がいいのか、それとも?」
・「結婚は、まだ動いていない」
・「アダルト部分の新たな強化」
・ハーレム「そこはもうGP01で」
・イベント系でいいのか、それともモード系?
 いちゃいちゃする為のモード
 「いちゃいちゃモードってどんなことしたいですかね?」
 「具体的なシーンを頂いてモードにするならアリかな」
 カラオケでいちゃいちゃするのは?「まぁ、アリですね?」
 もも花ちゃん「耳かき!」「いいんじゃないですかね、すごく密着感があって」
 NTRとハードプレイ系と別れてた方がいい「うんうんうん、なるほど。この間のイベントの配信からは別れているので、やれているところもあるのかな」
・テクスチャに何かを付着させる、汚す(例えば、肌に)「なるほど」
・百合を増やす「鉄板意見ですね」
・回想モードが少ない「議題に上がっている」
・VRの添い寝、耳かき「はいはいはい、質問と言うより要望ですね」
・服が破れる「やれなくないが、衣装が限られてしまう」
・間男をカスタムしたい、ぶん殴りたい「そうですよね」
・新規性格で人妻、ロリ、ギャルなど「(一段落したところで)再度候補を加えてアンケートを採るのもいいかもしれないですね」
・エクストラメイドの解雇「開発的には、検討事項に上がっている」
・メイド管理でのソート、タブで別枠ごとに管理「はいはいはい」
・方言メイド「監修が必要ですけど」
・夜伽中に着替えるシーンが欲しい「はいはい」
・ダンス前に全員でまとめて着替え(プリパラ的なもの?)
・ポールダンス「それはね、是非やっていきたいと思っています」
・性格別のパジャマ「いいアイデア」
 御苑生メイさん「凜デレはふんどしです、黒がいい」「今言っちゃったからやるしかない(笑)、うっかり白?」
・ゴスロリ系の衣装が欲しい「かならず出てきますね」
・ダンス中に転ぶハプニング
・和服系の衣装
・マゾヒスティックなプレイ
・触手プレイ
・カジノで脱衣勝負
・観客の声援が欲しい(藍川さんの声でオタ風コール?)
・プールと撮影スタジオ(背景)
・もも花ちゃん「今まで頂いた中でどれが実現可能ですか?」
 「人妻からはじまって方言キャラとかは、(アンケートで)やっていきたいと思ってます。
 「プレイ関係は全然考えられますし、背景も考えられますよね。
 「(開発が)検討してみるということなので、(別枠管理は)考えられそうだと思いますし。
 「4キャラ出た後なら、パックのまとめも出来るのかなって思ってますし。
 「けっこうなものが順次できるんじゃないのかなって思いますね。
 「コスチューム関係も非常にやっていきやすいものかなと思ってますし。
 「NTRの奪い返しのモードなんかも話が進んでいった時にあってもいいのかなって思ってますし。
 「そうなんですよ、社内会議になっちゃったってね!
 「かなり出来るものも多いんじゃないかって。
・オークを突然召喚したい「こういう(FPSの銃?)別のゲームになっちゃう(笑)」ハロウィーンのスペシャル版で「なるほどね」
 にゃんにゃんしたい? 求められているのは悪いオーク「そうです?(笑)」
・メイド達に(ご主人さまが)取り合われるシチュエーション
・くっころ展開「オークと変わんない話(笑)」
・オークと歓声と椎名さんをセットにして藍川さんが収録
・エルフ
・魔法戦士っぽいコスチューム「まぁ作れますよね」
・ご主人さまを三色以外で「はいはいはい」
・お風呂イベント、一緒に入りたい
・個人宅のような小さいお風呂「問題なのはサイズ。カメラの関係で」
・バブみ、赤ちゃんプレイ、ロリママ(甘えられるメイドさんを増やしてほしい)
・性格入れ替わりイベント(メイドさん同士)
・エロいイベントを増やしてほしい「そうですよね、アダルト部分は考えてます」
・CDパッケージのVOCALコレクション再販(CM3D2、COM3D2)「(通販でも売り切れと判明して)再製造します」
[ 2018/06/27 04:05 ] 美少女ゲーム カスタムメイド3D2 | TB(-) | CM(0)

つべリンク

【第26回】KISS公式ニコニコ生放送【通常放送?】
今回はYouTubeで自由に閲覧可能なので貼っておきます。

全部見ると5時間ですから、とても付き合えないという方の為に、コーナーへすぐ飛べるようにタイムコード指定で。

俺の関心が高い内容から順に:

①新規追加性格『無口な文学少女』の紹介(7月6日配信予定)
https://youtu.be/tXaLY2T8AEc?t=58m28s

②新ダンス楽曲発表(グレードアップ予約キャンペーンの特典ダンス)
https://youtu.be/tXaLY2T8AEc?t=1h13m50s
特典ダウンロードページ

③新しい“ちくわ”の紹介
https://youtu.be/tXaLY2T8AEc?t=49m18s

④嫁イド鑑定団のコーナー
https://youtu.be/tXaLY2T8AEc?t=2h32m33s

⑤質問コーナー(豆情報)
https://youtu.be/tXaLY2T8AEc?t=1h31m5s

MEMO:
―ヤンデレのパッケージ版(COM3D2用)が8月中に発売予定
 ※既にダウンロード版では配信中
―CM3D2とCOM3D2を同梱したパッケージが8月中に発売予定
 ※初めて購入される新規さん向け
[ 2018/06/26 17:48 ] 美少女ゲーム カスタムメイド3D2 | TB(-) | CM(0)

ウエストワールド 2ndシーズン第5話感想

ますます目が離せなくなってきているウエストワールド! 今回は待望の我らがヒロユキ・サナダが登場します。

※以下ネタバレ

アメリカ人のための将軍ワールドなのだから、我々の見慣れた時代劇とは大いに隔たりがあって然るべきなのでしょう。HBOだから、考証があるかな、とわずかな期待を寄せていましたが、大いに裏切られました(笑)

ムサシ(真田広之)「アカネ、将軍の下を去った今の俺が、他にどこで楽しめるというのだ?」(原文ママ)

茜役はアカデミー女優の(正確には助演女優賞にノミネートされた)菊地凛子さんです。顔面を白粉で真っ白にしてのゲイシャ役で、このワールドでのメイヴに相当する娼館のマダム。

この前後で日本らしい大道具や家屋が出てきます。

――いやはや、これは酷い。道端で修行?している坊さんや、軒先に積まれた酒樽。ちらりと見える虚無僧。総じて失笑モノ。ウエストワールドも実はけっこうインチキ丸出しなのかもしれないですね。

メイヴ「ケェスマスを、ハナシマしょうか?」(日本語喋ってます)

――英語字幕がテロップで下に出るのですが、それによると日本語訳として喋っているセリフの表現が不自然ですね。たしかこれ、フェリックスかリーを前にした時に、優位の覚醒メイヴが発した決めゼリフですよね。だからなのか、直訳の嫌いがあります。

妥当に意訳するなら「これからのことを話しましょう」かな?

発音がガフのシティスピークなみにヘンでしたが、努力は買います。なお、後になればなるほど、彼女の日本語は上達してました!

ただし、笑いをこらえるのがタイヘン。これは大爆笑エピソード間違いなし! 天下のHBOがやらかしてくれるとは、凄まじいプレゼントやないか! もう腹痛い! やめといて!!

[ 2018/06/25 11:12 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

初めてRefundをリクエストした話

皆さんはどうやって遊びたいゲームを選びます? 特にセール時に。

前から気になっていたタイトルだから? 割引率がこれまでより高いから? 評判は良くないが、面白かったらめっけものくらいの気持ち? おすすめに提示されたから? 何か新味を求めて?

――だいたいこんな気持ちでゲームを購入したとしましょう。なんでもそうですが、最初の印象は大事です。例えば、漫画の場合、扉と次の見開き、3頁ほどで読者の注意を引くことができないと読んでもらえないそうです(ある漫画家さん曰く)。

ゲームも同じ。最初の1時間くらいで「面白くなりそうだ」という気分にさせてくれないと、積みゲーに直行してしまいかねません。でも時代は変わりました。steamなら現在は返金(Refund)が可能になっていて、プレイ時間が2時間未満といった諸条件さえクリアしていれば、理由がなんであれ返金に応じてくれます。いっそ積みゲーにするくらいなら、返金して他のタイトルを購入した方がマシでしょう。

さて、「面白くなかった」という理由は何が根拠で出てくるのでしょう? 個人の感覚から出た結果ですから、自分以外の誰かには強く訴求している場合もあるかもしれません。そういう時には、を読んでみれば分かります。自分と同じ感想を持った人が一定数居るようであれば、自分の感覚もそうそう外れたものではないわけです。

ただ、気をつけるべきところがあって、steamでは、マニアな人にウケたから高評価なことがあります。amazonだとより一般的な層が遊ぶので、もう少し幅広い視点が望めます。その代わり、amazonにも悪いところはあって、特にコンソール向けだと、煽り体質(全否定)の方や萌え体質(そんなことは当たり前)の方がいることも考慮しておくべきです。

ここからは、そんなにしっかり予習したわけでもなく、迂闊に購入したばっかりに大きく期待をはぐらかされてしまい、どうしようっかなぁ~、という気分になったあるタイトルのことを語っていきます。くだんのゲームについて恨みがあるわけではないので、敢えてタイトルは伏せ、クソゲーとは呼びません。冒頭しか遊んでいませんし。

[ 2018/06/25 00:58 ] ダウンロード販売 steam | TB(-) | CM(0)

ご主人サマは、ねんどう力をおぼえた!

スタジオモードで重力制御できるようになりましたけれど、こーゆー使い方がいちばん正しいような気が…… せっかく作ってあるスカートの裏地も見えますし。[COM3D2]

ザ・グラビティー
[ 2018/06/21 03:24 ] 美少女ゲーム カスタムメイド3D2 | TB(-) | CM(0)

エイリアン:コヴェナント

読後感の悪い小説のような。観終わった後の不快感ではシリーズ最高を独走していると思います。

 エイリアンは、ゴチックSFホラーの始祖
 エイリアン2が、B級海兵隊アクション
 エイリアン3が、インデペンダント・アーティー
 エイリアン4が、オカルト・スーパーヒロインもの
 プロメテウスが、蛇足裏設定ディストピア

そして、コヴェナントは、続蛇足ノワール・スプラッター!

プロメテウスと並んで哲学的な自問から始まるのですが、オチに向かうにつれてメッキが剥げていき、娯楽超駄作サバイバルアクションになってしまいます。映像美には優れているのですが。

喩えるなら、出来損ないのヒッチコック、ベイツモーテルのよう。ダニエル・エスピノーサ監督の『ライフ』というSFモノと、オチといい、いい勝負です。

いくつか不満を上げると:

・始めて降り立つ惑星に剥き身で挑む地球人たち。

マスクとゴーグルはしないでいいのでしょうか。未知の細菌を気にする備えが無いようなのですが…… ほら、いわんこっちゃない!

・プロメテウスのデイヴィッドは、エリザベス・ショウ博士を解剖してしまうほど狂ってしまうアンドロイドではなかったのではないか。

デイヴィッドは傲慢さこそ持ち合わせていましたが、それは彼を人間扱いしない不遜な人間たちに向けられていたはず。神の真似をして究極の生命体(エイリアン)に改造したというのは後付け的な挿話に思えます。植物以外を滅ぼしてしまう生物兵器では使い勝手が悪いので、寄生するタイプにアレンジした、というのが正しいでしょう。人類への復讐を、離れ小島で密かに画策していた、ということでしょうかね。

デイヴィッドの人格がプロメテウスとコヴェナントでは異なっているように見えます。デイヴィッドはエリザベス博士の子供時代をプロメテウスで盗み見て、同情のような哀れと慈しみを感じていたようでした。

エリザベス博士の成れの果ては胸腔が大きく開かれていたことから、エイリアンの宿主になってしまったのだと思われます。ということは、デイヴィッドの暴挙に対する彼女なりの抗議だったのではないでしょうか。そういった事件でもないと、デイヴィッドが愛する者を手にかけることは無いように思えます。そこからデイヴィッドの孤独による狂気が暴走していったのでしょうね。

・エイリアンへと続かない。

エイリアンがデイヴィッドによって開発されたとするならば、今度はそのエイリアンが一番最初のリプリーの元へ行く筋道が無いといけません。コヴェナントだけではまだまだミッシングリンクが補完されてはいませんね。

・生物兵器の機能にムラがある

エンジニア(巨人族)に用いると肉体を分解し、滲み出た液体では微生物が巨大化・強化され、人間の体内に入ると異生物を産出させて凶暴化させる?

プロメテウスの終盤では巨人族の体内からも異生物が生み出されていましたよね?

コヴェナントで登場した巨人族の星で、デイヴィッドによって彼らの生物兵器が使用された後、そうした異生物化した某か(巨人族ではない他の動物を由来とするもの)が残存してコロニーを形成することはなかったのでしょうか?

プロメテウスがわずか10年前の出来事であると劇中で触れられています。この10年の間にデイヴィッドが改変した最初の作品(エッグサック)が残存生物のコロニーを死滅させたのでしょうか?

回答のない不満はこの辺にして。さて、いちばんヤバかったのは写真ですね。クライオチューブの中で事故死してしまったキャプテンに、クルー含め総勢15名が写ったアレは、後の展開をネタバレし過ぎてました。中央に写ったキリストのようなジェイコブに付き従う使徒だち。一番右側にいるのが件のウォルターです。裏切り者ユダの位置ですね。コヴェナントという船名も“契約”ですし。

エイリアンを山岳ワイヤーアクション(旦那が写っていたビデオが前振り)で翻弄した場面はある意味、痛快でした。いつも襲われ続けるだけのヒロインが、ビッグチャップをクレーンで握りつぶすのはシリーズ初です。

ラストシーン。体内から吐き戻されるエイリアンの胚。この不快感。あの宝石のようなクリスタルの中にギーガーデザインのバネ尻尾のフェイスハッガー幼生諸々が収まっているとは。キツい皮肉。
[ 2018/06/19 06:07 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

毒電波の中で生きる現代人

『セル』という映画を観ました。スティーブン・キング原作・脚本の映画化で、亜流ゾンビもの。

主人公のクレイはグラフィックノベルの作家で、ようやっと作品の権利が売れたところ。そのことを別居中の妻に音声電話して、愛息子がiPhoneの画面に結像したとたんにバッテリーが切れてしまいます。場所は空港のロビーでしたが、充電用の差し込み口はどこも一杯で、クレイはやむなく小銭で公衆電話からかけることにします。息子に会いたいから、これから行っていいか、と妻シャロンに話すと小銭が不足。ところがその時、唐突に怪異が起きます。

この映画、メタファーがとても分かりやすい。

結末まで見るとナルホドと分かってきます。全てはクレイの作品が売れたところから始まっていること。そして、ラストはなぜか二通りあります。

電波塔を破壊して息子とカナダ国境へ渡るエンディングはクレイの本心です。彼は日銭の為につまらない作品を描いてしまいましたが、魂までは売っていませんでした。だから、作品が及ぼす悪影響とは縁を切ったおかげで、彼はようやく自由を手に入れて、健やかに息子と歩き始めることができたのです。職業ライターが陥りがちな罠ということですね。

一方で、外面のクレイは悪魔に手を貸した為、地獄に堕ちてしまいました。クレイのグラフィックノベルの悪役が皆の夢に登場し、クレイ一行を執拗に狙うのは、彼の作品の翻案権を悪魔が買ったからです。クレイは堕落に任せた作品を世に放ち、それは作者の与り知らないところで影響を与えていた、というわけです。ライターは自分の作品に全責任を負わなければならないのです。

最後の、使うべき時にと譲り受けたケータイは浦島太郎の玉手箱です。藤子・F・不二雄の『流血鬼』と同じで、長いものに巻かれていけないことはない、数が優位な側になってしまえば、そこには独自の視点がある、という観念です。1978年の映画『SF/ボディ・スナッチャー』とも似ています。どちらが異質なのか、という問いです。

スマホを手にした若い人々が、衆目を気にかけず、自分以外まるで存在しないかのように一人の世界に没入し、指で小さな画面をタップする様子は、スマホを普段使いしなかった世代からは異質に見えます。

スマホの人達は、SNSを始めとする、電波による繋がりで結ばれていて、それは共同体のようです。ユングの言う集団無意識がネットによって具現化されたとき、人々の心理が、同じでないことの方がおかしい、はみ出すことが怖いという原理原則に基づいてしまうのは理に適っているのかもしれません。

SNSでの虐めがまさしくこの例でしょう。閉鎖的な電子空間はともすると鬱屈した空気に呑まれたまま、一方的な暴力がまかり通る世界になります。

それを体現したものが携帯人というゾンビに他なりません。いやまったく、面白い立脚点を思いついたものですね。

紅いフードの男が作中での二重の悪役ですが、これは誰もがなり得る権化です。クレイの漫画を読んだ人かもしれないし、ネットやSNSにどっぷり漬かった中毒者かもしれません。誰でも成れますし、成ったことを本人は気が付かないのでしょう。

辞めるのはある意味では簡単。ケータイを捨ててスローライフに戻ればいいんです。でも、現代人にはほとんど無意味でしょう。ネットの無い生活はもはや想像できません。
[ 2018/06/17 00:50 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

ウエストワールド 2ndシーズン第4話感想

※以下ネタバレ

またまたやってくれました! 新境地。
登場人物ウィリアムを通じて、人間とは何であるのか、また人造人間がどうして人間になれないのかを、洞察させてくれます。

シンギュラリティ(技術的特異点)によって人間の可能性が拡がり、寿命を人為的に延ばすことができるようになったとしても、そこには人ゆえの制約があるというのです。

おそらくはキリスト教的 魂 の問題が根底にあるのでしょう。

ウィリアムは余命の知れた義父ジムを実験台に、人間の記憶と性格をホストに移植する試みをしていました。

デロス社(義父とウィリアムの会社)は、ウエストワールドに投資すると供に、ホストの技術を応用してクローン人間の実現を模索する事業を開始していたのです。

偽物のジムは、ウエストワールドで客(ゲスト)をもてなす人造人間(ホスト)と同じやり方で仕立て上げられました。ホストのジムは自分をかつて人間だったジムだと思っており、カリフォルニアにある高級コンドミニアムの一室で暮らしていると信じています。

――これはまさに、P.K.ディック的な“まがいもの”の話ですね。

ガラス張りの部屋の外では研究員が経過観察を行っていて、これまで7日間は人間らしく生活させることに成功していました。なぜ7日なのかは旧約聖書のそれと同じ理由によるものでしょう。

ところが、7日目にウィリアムが訪れて、ジムになにもかもが仕組まれたものだと悟らせます。ただの紙切れによって。そこにはジムが既に喋ったことが台本のように記されていました。するとホスト:ジムの認知機能は異常を来し、まるで溝に傷が付いたレコードの針飛びのように、言動がおかしくなってしまいます。

ウィリアムは、こうした同じことを、その度にマイナーアップデートして作り直されてきたジムを相手にやり続け、30年経っても変わることのできなかったホスト:ジムを前にして、結論を述べます。

 「その状態を技術者はCognitive plateauと呼んでいる。精神が不安定になり、数時間から数日で瓦解してしまう。毎回同じだ。
  最初は、臓器移植みたいに、心が新しい肉体を拒絶しているのだと考えた。しかし、もっと相応しく言うなら、実在性(Reality)を受け容れなかったからなのだ。心が現実を拒否したのだ。
  この事業は最初から誤りだったのかもしれない。人は不死にはなれないのだから。
  あなたがいい例だ、ジム。思い出にある人物像の方がマシな場合もある。倫理観の欠けたクソ野郎なら特に。世の中は、そんな人間は居なくても回り続ける。俺が世間に必要とされないように。アンタは死んでいた方がいい人間だ」

愕然として怒りに震えるジムが息子の名前を呼ぶと、ウィリアムは非情にも事実を告げます。

 「ローガンは現実に向き合うことが出来ずに薬物中毒のあげく死んだ。ジュリエットは自殺した。貴方を助ける者はもう残っていない」

現代人にとって、かようにも現実は生きにくいのだ、と。皮肉にも人造物も同じらしい、と。

作り物に容れた記憶や性格は、それが作り物だと分かると(自分の本物はもう死んでいるのだと自覚すると)現実を否定してしまう、ともここでは言ってるんですね。生き物の本能が、いつわりの姿では生きてはいけないことを自覚しているようだと。魂が抜けてしまうと人では無い、と。

だから、バナードに会ったときにホスト:ジムはこう言うわけです。

 「二人居るという父親は一人しか見えなかった。地の底から見上げると、悪魔の笑い声しか聞こえない。天の主はどこにいる?」

“悪魔を欺くには捧げ物が要る”

――それが魂なわけですよ。人造人間は偽物だから魂が入っていないわけです。もしくは、偽りの姿を造らんがために、あったかもしれない魂を引き替えてしまったのですね。このDevil's dueに荷担したウィリアムも同罪だとも、(前述の彼自身のセリフで)自白しているわけです。

アメリカ人がこういうドラマを造ると、またか、と思いつつも見入ってしまいますね。日本人がアニメの中でカトリックやプロテスタントの形を表面的にいくら借り受けても、こうは造れない。捉え方が根本的に違うから、ですよね。さらに生身の俳優が演じることで作為の中で剥き出しにされる素(す)があることに気がつかされます。それは滑稽だし哀しいし、自分の行く末かもしれない。偽ジムの様子は呆けた老人の絶望そのものに見えました。

そして次回――

「今、新しい声を見つけた」

――キル・ビル、真田広之、菊地凛子、ゲイシャ、フジヤマ、「沈黙 -サイレンス-」……

もう、笑い声しか出ないゼ

俺の感想とは関係ないけど、ニューヨークタイムズ紙では文芸欄のコラムがあるんだねぇ→‘Westworld’ Season 2, Episode 4 Recap: The Cognitive Plateau from NYtimes.com
[ 2018/06/16 18:50 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

ウエストワールド 2ndシーズン第3話感想

※以下ネタバレ有り※

新キャラが登場。オリエンタルワールド(インド)が舞台。弾に仕掛けがあって人間は傷を負わないことになっているらしい。以前の説明では「ホストはゲストに命中させることはできない」だった。

今回は時間軸のトリックはネタばらし済み。バナードとシャーロット・ヘイルが既に会っている場面と、それとは別にバナード単独で捜索隊と合流する場面がある。遡って現在までのいきさつが語られる。

観客がRideできる登場人物にはワイアット=ドロレスが割り当てられているようだ。なぜなら、父親であったピーター・アバナシーと再会するので。

ドロレスは(おかしくなっていた)ピーターの一言で牧場を去る決意をしたのだと再会した場面でピーターに告げる。しかし、ピーターは親会社の意向で“荷物”としてデータ採取の目的に適うように書き換えられている。なお、荷物の届け先は冒頭のインドの女性らしい。

バナードがアーノルドの似姿であることをドロレスは認識していた。テディにも自我が目覚め、その善人のRoleがドロレスの意向に反して同類の処刑を拒む。

3話はフツーに物語が進んでいる。2話のようなメタ的なネタバレは皆無だった。とうとう真田広之が登場するサムライワールドが出てくるようだ。OPでもフジヤマが出てくるからナ。
[ 2018/06/11 06:15 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)
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