PC版が来るなんて…PS3版買って損した

L.A. NoireがPCへ移植されているようだ。秋リリースらしい。クソ高いパッケージで、フルHDですらないPS3版(しかも、ボーナスコンテンツが未だにダウンロードできない)を買った人(俺だよオレ)の立場は? 

これが最初からわかっていればなぁ。Red Dead RedemptionをPS3で購入しただろうに。L.A. NoireのようなテックデモじみたゲームはPC版の方がより端的に技術そのものを理解できるであろうから、コンソールの半端仕様はむしろ邪魔なんだよな。

L.A. Noireのゲーム性は、オレは好きだよ。滅多に体験できない感じで。フルプライスは割高に感じるけどね。


【07/07発売予定】 L.A.Noire日本語版 PS3
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テーマ : 新作ゲーム
ジャンル : ゲーム

事件は…現場ではなく脳内で反芻される - L.A. Noire

殺人課の事件をいくつか消化した上での感想

このゲームの犯罪は、誰が捜査しても逮捕(もしくは解決)に導くように出来ている(もっとも、長い事件の場合は、途中に誤認逮捕などの脱線が挟まれる)。したがって、犯行の動機であるとか、どのような経緯で殺人に至ったのか、等をプレイヤーが能動的に考えていくのが水面下の楽しみ方であろう。そうでもしないと、ただただ仕向けられるままに場面をこなして「ハイ、一件落着」という結果になってしまう。L.A. Noireの構成要素はアクションゲームの作りなのだから、これでは、推理や犯罪捜査に深みが乏しいという印象に落ち着いても致し方ない。

とはいっても、本格推理小説のような作り込みを想像すると幻滅しかねない。'47年の犯罪は知能的とはいかないものが多い。犯人の乱心ぶりで勝手に収束する傾向だ。粗野な犯人が物的証拠をぞんざいに自室に置いたままだったりする(捕まりっこないという自負の表れか)。「なんだ、そんな事だったのか」という落胆もある。叩き上げで場数を踏むと、ひとつひとつは、案外、こうしたつまらない捜査ばかりだったりするのかもしれない。質より量といった積み重ねなのだろう。凝る事が、決して良いわけではないのだ。少なくとも、L.A. Noireはそうした方向性を選んでいない。

お約束

ギャング映画や三流TVのお約束といった刑事アクションが懐かしく演出されているのだと思う。刑事らしく、名乗ってから威嚇発砲などは当たり前だ。まめな主人公は礼儀正しくノックしてから容疑者宅へ上がるが、ベテランの荒っぽい相棒は、いきなりドアを蹴り飛ばして踏み込んだり、「こうするもんだ」と主人公を諭したりしてくれる。

カー・ドライビングの操作性

ゲーム内物理の利用が前提となった現状に起因してだと思われるが、ここ最近、ゲームに登場する車の操作性が著しく変化している。代表例は、Test Drive Unlimited 2だろう。物理エンジンの挙動は、Half-Life 2無印の頃と比較して、さほど高性能化したようには思えない。あくまで、ゲーム内での利用範囲に留めた反応をするように設定されているから、どうしても大味だ。現実の車のような堂々とした反作用は返ってこず、ちょっとした操作にやたら敏感だったり、すぐ傾くサスペンションだったりと、物理とはお世辞にも形容しがたいペテンらしさがする。

レースゲームではないのだから、多少の運転しづらさを拘泥してもあまり意味はなかろう。…しかし、車体がもっと素直に反応してくれ、すなわち運転しやすければ、L.A. Noireの持ち味であるカジュアルさには、よりマッチしただろう。物理っぽい制御はむしろ不要だったのかもしれない。

Conclusion

詰まるところ、贅沢な体験を供するアドベンチャーゲームの一種であることは間違いない。カジュアルである事は利点の一つであれ、貶めるほどの短所ではない。ここまでのものがあるのなら、イカした方向性へと舵を切って、ずば抜けたゲーム性にして欲しいと望む人が居ても何ら不思議ではない。革新的な技術MotionScanの比重が高かったことを見ても判るように、これに比肩するゲームデザインとなると、相当のセンスや経験が必要なのではないか。カジュアルな着地点にしたことは無難どころか、大英断だとも思う。この出来以上となると、ゲーム職人的な知見が要求され、工業規格品じみた昨今の作品群を見る限りでは、作れるゲームスタジオはもはや無いように思うし、認めてくれるパブリッシャもおそらく見つからないだろう。

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墜ちた偶像事件 - L.A. Noire

今回のは奇妙な事件だ。セントラル署の目と鼻の先で、車が崖から落下。乗っていたのはB級映画の女優ジューンとまだ15歳のジェシカ。二人は薬で酩酊させられていて、アクセルには小道具の重しが仕掛けられていた。何者かによる殺人未遂のセンが濃厚だ。

落ちた車の運転手だったジューンは無事で、聞き取りが出来るほどに回復していた。さかんに俺に色目を使ってくるこのオバサンは、いかにもこの業界でのさばりそうな存在だ。かつてターザンの妹役を好演した彼女も、もう結婚して苗字がマカフィーへと変わっているのだが、旧姓のバラードで呼ぶように厚かましくも言ってきた。相棒のビコウスキーときたら、彼女の熱心なファンのくせに、彼女から邪険にされている。

B級映画プロデューサーのマーク・ビショップが、ジューンに役をオファーした直後に取り下げてきたそうだ。彼女によれば取引したという事だが、そのプロデューサーが彼女を葬りたいと考えたとしたら、動機は何だろうか?

一方、入院したジェシカが意識を取り戻した。話を聞くと、彼女は親元から逃げ出し、叔母であるジューンの厄介になってビショップに紹介されている。ジェシカはスターになる事が夢なのだ。だが、母親はそれを心配して手紙を書き送ってきている。現場で見つかった彼女の持ち物が不可解だった。バッグから出てきた下着には、どんな意味があるのか。現在、精液検査中だ。

いずれにせよ、二人とも事件直前の記憶がない。

ジューンを尾行した俺たちは、彼女が夫に連絡し、映画プロデューサーのビショップの居所を言うのを耳にする。さっそくビショップが泊まっているホテルへ直行だ。その時、415が進行中との無線が入った。場所は目的地のホテルの803号室。これは大変だ。

ホテルの803号室には怒り心頭のビショップ婦人が残されていた。幸い婦人にはケガはなかったが、部屋は荒らされまくっている。何者かが家捜ししたに違いない。目的は何だろうか。

寝室でローナ・ホプグッド宛の20,000ドルの小切手が見つかる。マーロン・ホブグッドとマーク・ビショップは映画という仕事上の繋がりがある事が写真から判明する。あの有名な『イントレランス』のバビロンのグレートウォールのセットの写真もあった。友人の妻名義に小切手を切るとは、マークとローナの関係とは何か?

ジューンの夫ガイ・マカフィーと、マーロン・ホブグッド、マーク・ビショップ、この三人は共に仕事上の付き合いがある。マーロン・ホブグッドはシルバー・スクリーンという名前の大道具屋だ。また、ローナ・ホブグッドはビショップ婦人によれば、マーロンの元妻だという。小切手からすると、マーク・ビショップは恐喝されていたセンも拭いきれない。

マーク・ビショップの身が気がかりだ。ジューンから連絡を受けたガイ・マカフィーがやはりマークを追っているに違いない。俺たちが先回りできればいいのだが…。とにかく、マーロンの大道具屋を当たってみるしかあるまい。居所が分かるとしたら、そこしかない。

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贅沢なアドベンチャー - L.A. Noire

セントラル署交通課に配属されて間もない俺のところに、轢き逃げ事件が回ってきた。ガイ者はレスター・パティソン。16,000ドルもの生命保険がかけられた白人男性だ。衝突で胸が血まみれ、約20フィート引きずられている。路面にはブレーキ痕がある。

深夜だったが目撃者がいた。道を歩いていたシャノン・ペリーによると、ちょうど男女の罵り合いが聞こえたという事だった。逃げた車は、車種とナンバープレート先頭3文字が判っている。

問い合わせると、車の持ち主はすぐに判明する。

カフェ店主によると、ガイ者はこの店の常連客で、ガイ者の妻ローナは、ガイ者の友人リロイ・サーボと何らかのビジネスで提携していたという。

カフェの奥にはポーカー台があった。ガイ者のサイフには数ドルしか残っていなかった事と、何か関連があるのだろうか。

カフェの外のゴミ箱で物騒なシロモノが見つかる。血糊の付いた包丁である。果たして轢き逃げ事件との関連は? なかなか興味深いことになってきたぞ。

ガイ者の奥方よりも、まずは容疑者(車の持ち主)の住居へ行ってみる。すると、明け方になって、荷物を持った男が、轢き逃げに使用された凹みのある車へと近づいてきた。男は我々を見咎めて逃走を図ったものの、追跡の末、ユニオン駅で捕まえる事ができた。男は、自分のしでかした事故に怖じ気づいただけで、計画性といったものは無いように見える。

ガイ者の家、つまり奥方ローナに会いに行くと、奇妙な事にビジネスパートナーのリロイが居合わせていた。こいつは臭う。尋問してみたものの、奥方は尻尾を出さなかった。結婚したばかりだという夫妻の下に、友人が同居するなどあり得るだろうか。

署に伝言を確認するとレスターの解剖結果が出たそうだ。至急、モルグへ向かう。

検死官が言うには、胸部の出血は車の衝突ではなく、刺し傷によるものだった。俺にはピンと来た。現場付近のゴミ缶で見つかった包丁だ。

さっそくローナ・パティソンに問いただしに向かう。ローナは自分ではなくリロイが謀ったことだと開口するなり訴えた。奥から出てきたリロイは、ローナが持ちかけたのだと罵倒し、銃で彼女を撃った。どうやら、保険金狙いの共謀だったようだ。リロイはそのまま逃亡を図り、通行人を人質にとったが、俺の的を違わぬ一発で事なきを得た。

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L.A. Noire 到着

Amazon.co.jpで注文したところ、17日発売との掲示だったが21日発送になった。20日はInternational版のリリース日。案の定、到着した品もアジア版であった。私にとっては、Witcher 2をプレイしていたところだったから、少々の遅れは不都合ではない。

パッケージには“The Naked City”のシールが貼られていて、PS3独占との触れ込みのDLCを入手出来るコードが同梱されている。アジア版と判別できたのは、『ジャンル』周りの表記が中国語になっているため。Action Adventure=動作冒険だそうな。それ以外は、マニュアルも含め、ほとんど英語表記となっている(『健康注意事項』のみ漢字)。

このマニュアル30頁の内、後半分はクレジットでびっしり。特にCastのリストが膨大で、名無しの端役まで列挙してある。

L.A. Noireの解像度は720pなのだった。実質的な見栄えは、解像度よりも画作りの方に左右されるだろう。アンチエイリアシングだとか、影生成の対応範囲、テクスチャの解像度、などなど。

PS3に比べてしまえば、PCはよほどリッチなわけで、そうした眼で見ると、PS3の画は基より厳しい。とはいえ、L.A. Noireに関しては、ゲーム性やポリゴン俳優の表情の方を大いに期待している。

冒頭をちょろっとプレイ。フェイシャル・イクスプレッションは期待に違わぬ緻密さだった。実写TVドラマ並で、リップシンクはその辺のゲームでは足元にも及ばない。ポリゴンが本当に声を発しているんじゃないかと思うような口の動きをする。

…小生、生憎と風邪を引いてしまい、レビューはここまで。喉が痛くてかなわん。

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自称洋ゲー評論家…の
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