血の谷へ…

そこそこ面白くはなってきたArcaniA - Gothic 4。でも、過去にもこれとそっくり同じような経緯を体験した覚えが…。なんてデジャヴ…。

さるサイドクエストの伏線を知る前に、肝心の名前アリNPCを殺してしまうような事態も起きた。メインクエストを追うと必ず遭遇してしまうNPC達で、サイドクエストの依頼主とあらかじめ会って話をしていないと、成り行き上戦闘を避けることができなかったりする。


懐かしい顔、Gorn登場。この造形力だと、さすがに迫力大。


よそ者がどうして隊長になれるんだ? 「アホかきみは。伝説的な傭兵のゴーンさんだよ、ゴサの英雄だよ! それに、あの墜ちた王様の友人だったという噂じゃないか」 …たかが傭兵でも伝説になれるらしい。

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テーマ : PCゲー
ジャンル : ゲーム

原点回帰のマンネリズム、打破なるか?

全体の作りとしては、Gothic I(あるいはII)への回帰を狙っていると考えられる。舞台を小分けして、物語主導で行く先が広がる方式が踏襲されている。代わりに、オープンエンドの要素はだいぶ縮小した。Gothic 3やOblivionとは比べものにならない。


ゾウリムシもとい、ミートバグも健在だった。

リソースはグラフィックへの比重が高く、天候の変化、動的な影生成をする日照、ノーマルマップが施されたオブジェクト(岩肌や人の顔)、LOD制御された植生など、景観の美麗さはシリーズ随一と言っていい。ただし、HDRを有効にしている制限か、デフォルトではアンチエイリアシングがオフとなっているように見える(nVidia系ボードの場合)。

イベントはプリレンダのムービーを再生する形式(WMVフォーマット)。これほど描画性能が増していながら、インゲームエンジンによるイベント演出が無いのは惜しい気もする。もっとも、プリレンダ・ムービーであれば、エンジンの描画範囲やアート・リソースに束縛されずに自由な表現が可能という利点はある。

原点回帰はいいとしても、グラフィック以外ではパワーアップしておらず、あまり工夫がみられないGothicを冠したタイトルに存在意義はあるのか、なんとも微妙な感じだ。従来作がどうであれ、単に継承するだけのマンネリでは喜べない。

従来作との主な相違点(○△×は私の主観による印象):

○戦闘 前転による移動で位置取りを自在に行えるようになった。活用すれば、敵を側面や背後から攻撃することもできる。敵は固有のパワーアタック(イノシシの突進なども含む)をかけてくるが、あらかじめエフェクトが表示される為、避ける事もたやすい。通常の攻撃は、盾による防御でダメージを若干割り引くことが可能。戦闘が容易すぎて歯応えがない場合はオプションでHardかGothicを試すことをお奨めする。PCが良好な装備を確保すると、比較的すぐにオーバーパワーとなる傾向があるようだ。

×ポーションがぶ飲み 戦闘で削られたヘルスは、ヘルス・ポーションに割り当てたキーを連打することで即時回復する。難敵と対峙した場合、極端な話、ポーションさえ常備していれば勝つことが出来る。また、戦闘後に包帯を使用するとヘルスを全快できる。

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新しき王と死の世界

約2,600円で買えちゃった新作ArcaniA - Gothic 4をプレイ。ムービーと悪夢による演出で、DEMOよりも深みが増した。そりゃ、いきなり田舎の青年が目を覚まして「王と一緒に洞窟に居る夢を見た」と、セリフで彼女に言っているだけでは、のんびり過ぎってものだ。



ムービーの和訳
 ミッドランドは戦渦にあった…。
 ローバール二世の死と共に、その領土がバラバラになったからだ。
 今や王冠はローバール三世の頭上にあった。 かつてイノスの戦士として領土の統一を誓った男である。
 運命はローバール三世に微笑んだかに見えた。まもなく、彼は全土の支配者である事を宣言する。
 更に、その力は南方諸島にも差し向けられたが、影が彼の心にとりつき、その闇は深さを増していった。
 アーガン島とトニアラ島に軍隊が上陸する頃、彼の心は闇の中で消えそうな蝋燭の炎も同然であった。
 「アミュレットだ。私は…、我々は戦わねばならぬ。断固、戦うのだ!」
 ローバールの軍事顧問達は書面で彼の命令を実行した。
 ロード・ヘイゲンは部下と共に島の西側に、リーは東側に赴いた。ロイヤルシティ・セターリフの要塞を攻撃するためである…。

途中まではDEMOと同様の展開。アイヴィに横恋慕する男が立ちはだかったりと、なかなか楽しませてくれる。ところが、ダーク・フォレストの地下で虫退治をし終わったところから急展開。いくらなんでもそれはないだろ。せっかく恋人を用意しておきながら。平穏な生活を破壊され、その復讐に燃えるシェパード。安易すぎて感情移入しやすいとも思えないが。

Gothic 4で決定的にまずいのは、NPCのAIである。近くの宝箱から私物を奪っても何も言われない。また、主人公がBlood Flyに追われながらNPCの砦に入っても、何も反応しない。加勢もしてくれなければ、逃げもしない。モンスターはそもそもNPCを攻撃してこない。Gothic IIにも劣る、この仕様。「責任者出てこい!」レベル。Gothic 4の世界は完全に死んでいて、クエスト以外ではPCとインタラクトしてくれないのだった。南無三。

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新しい夜明けとなるか?

ArcaniA - Gothic 4 Demoがリリースされた。さっそく試したところ、とりあえず起動できなかった。ドライバ関連は、NVIDIA PhysX(9.10.0513), VCRedist, DirectXが、DEMOのインストール時に入る。イベント ビューアーによると、「障害が発生しているアプリケーション名: Arcania.exe、バージョン: 0.1382.0.0、 障害が発生しているモジュール名: XAudio2_6.dll、バージョン: 9.28.1886.0」とある。

XAudio2_6.dllはDirectXのサウンドドライバだ。これはJames Cameron's AVATAR - THE GAME (Demo)の場合とほぼ同様の症状で、システムのHDオーディオが有効化されているせいで起きる。

直し方は、「スタート → コントロール パネル → サウンド」で「スピーカー」を選択し、「プロパティ」を開き、「詳細」タブで「規定の形式」のサンプルレートを「24ビット、48000Hz」に選択してやる。これで起動できた。

さて、肝心のゲームプレイはというと……むぅ、退屈だ。一見Gothicではあるのだが、よく調べてみると“らしさ”はあまり残っていない。少なくとも、物語の引きは凡庸で弱い。今度の“名も無き英雄”には名前が付いているが、最近よく耳にする名前の“シェパード”だ。これ以上、詳しくは言わないが、ご自身でプレイしてどこがよくないか確かめて貰った方がいいだろう。

グラフィックは及第点、システムも簡略化されていて、取っつきやすい。物語も、順路があるので、いきなり放り出されて路頭に迷うという事はない。だが、昨今のRPGに照らすと、このどれもが当たり前過ぎて、まるで新鮮味がない。本来のGothicシリーズというものには、どこかしら尖った部分が残っていて、それが強い魅力であったはず。ここにはその片鱗は見えない。


旧シリーズ体験者には、懐かしい顔が居た。


Xbox360コントローラーでもプレイできる。


デフォルトのままだと、Xbox360コントローラーでは、インベントリやスキル成長画面でカーソルを動かせなかった。面倒くさかったのでオプション設定は見ていないが、再割り付けすれば良いと思われる。

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Author:英二鹿
I'm a vintage dreamer.
自称洋ゲー評論家…の
つもりだったが
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