クリアしない積みゲーがまたひとつ

Overlordを、とりあえず、クリアさせようと思ってプレイしていた。ミニオンを4種類使えるようになった辺りからが、やはり本番だろう。それまでは、懇切丁寧すぎるチュートリアルじみた本編で、冗長で、変化がなく、退屈だった。


「ダーリン、来たわネ! 最初の共同作業は、そのアンタの重たいヨロイを脱がすことだわね」
二人の愛人候補から一人を選べる、などというお遊びもあるにはあるが、所詮オマケだ。

ミニオン達の行動を大きく制限する地形に、『水たまり』がある。小川でも池でも湖沼でもなんでもいいが、とにかく、Blue以外は水に入れず、残り3種類は水を渡れない。それでも渡河しなくてはならない場面がいくつか設けてあり、この場合、ミニオンだけが通過可能な橋(川にかかった横木など)を利用する。橋を沿うように移動させるには、プレイヤーがミニオンをコントロールしなくてはいけない。この間接的な操作は少々トリッキーで、35匹ものミニオンを束ねていると、一、二匹はコントロールから外れてしまって、溺死することがあった。

パズルらしき面も出ては来たが、アクション性が強い。パズルの質はあまり上出来とは思えない。Psychonautsのように、理屈で導かれて解を得るように出来ているパズルを、私は「よく出来ている」と評価するが、Overlordのそれは、理屈への筋道がやや弱く、「そう言われれば、そうかもしれないが…」という程度で、必然的とも呼べそうなアハ体験を感じられるほど、噛み合ったものではなかった。強引な理屈であるものが多い。

もう終盤に差し掛かったと思われるが、そろそろ根負けしそうだ。私の評価では、Overlordシリーズは「退屈か、さもなければ、面倒か」のどちらかでしかない。

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ピクミンのマネと言われるアクションゲーム

Overlord Raising Hellをプレイ中。率直な感想としては、プレイヤーのやるべき事、考えるべき事の少ないゲーム。ルートも、目標も、何もかも、お膳立てされていて、配下のミニオンを『操る』というよりは、ただ引率しているだけのよう。

私の大好きなパズル要素も無く、選択肢や分岐もろくに無いようで、すすんで遊びたくなるような代物ではない。けれども、暇つぶしには最適だ。連日の熱帯夜のせいで、「複雑な事は何もしたくないのじゃ」という時に限り、存在価値が増す。

ハーフリングの住処、つまりホビット庄を荒らしに出かけるのが、何を隠そう我らがオーバーロード御一行。このブラックユーモアたっぷりの情景が、プレイの楽しさであり、退屈な”引率行”の救いとなる。

例えば、人間の村Mellow Hillsでは、処女を捕らえて、オーバーロードの居城で従者にする事ができる。「処女を捕らえて…」などと書くと何やら物騒だが、Maidenを10人捕まえるというクエストに過ぎない。のどかな田園風景で滑稽な寸劇がカットインされる程度で、誰かさんが期待しているような18禁シーンは無い。ただし、人間達をいじめ過ぎると、主人公の堕落の度合いが増す。


村人「ダークロード様、どうかこの貧しい村にお慈悲を賜りたく、生きのいい処女を進呈いたします」
若い女「あたしは処女じゃない! 理由もなく”ヤリ○ン・ハリエット”なんて呼ばれない!」

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